公募の活用について

いろいろと公募がありますが

それを自分の創作に活用する方法を書きたいと思います

 

まずは、一回限りの公募

ゆるキャラなんかが、その代表的なものですが

一回限りの公募に応募するときは

自分で、選別しない事

アイデアとして、色々なものが出来るかと思いますが

自分で、選別しひとつに限定しないこと

(応募数に規定がある場合は別)

いろいろと思いついたものを作品に仕上げて提出する

作品に仕上げて・・・

簡単に言えば、遠くから見て明確にわかるような

描き方や色の塗り方をする

エンピツなどの弱い線で出さない

塗りは、きちんと強く塗る

 

なぜなら、審査の時に一作品ずつ見ないものだから

遠くに並べて、遠くから選別する

一枚ずつ見るのは、せいぜい最終選考レベル

 

だから、第一に遠目で見て絵がわかるように描く

それが第一条件

 

あと、紙・・・ペラペラの紙でなく

ちゃんとした、用紙に書く

プリントの場合は、厚口のプリント用紙に印刷する

 

もし、入選したら、選ばれた作品と同じレベルだったと

自信を持つ 後は、好みの問題だからね

 

次に、毎年行われる定番の公募

絵本公募とか児童文学の公募

 

まずは、過去の優秀作品を研究する事

そして、審査員を調べる事

 

過去の作品で選ばれる傾向とレベルがわかる

審査員で、好みがわかる

 

これも、自己満足の作品でなく

ちゃんとした作品を送ろう

 

出来た=作品ではない

 

締め切りギリギリに出来上がったものは、勢いがあっても

作品としては未完成

 

締め切りの2週前には完成させ

見直す時間を持ち

気付いたところは、必ず直す

自分の気付くところは、人は絶対に気付くものだからね

 

そうやって、「作品」を送れば審査員の印象に残る

定番の公募は、一発勝負でなく連続して出すと良い

ましてや、佳作以上に入ったら絶対に連続して出すべきだ

なぜなら、佳作レベルだと本当の審査員が見ているからだ

それだけ、印象に残り

毎年、恒例の人になると審査員への印象も良くなる

 

佳作→優秀賞→大賞というのは良くあるパターンである

 

優秀賞をもらったら、絶対に次年度以降も出すべきだ

作品レベルの波で、該当するレベルが無い時

実力作品が選ばれる可能性は高い

 

そうやって、公募の特性を生かし

自分の作品作りの締め切りにするのは

創作活動としては、とても良い事

 

ただ、出しても出しても入選もなく

駄目だと思ってしまう事も多々あるが

 

自分が、作品を創れる事の才能に自信をもって

続けて欲しい

 

自己満足の作品にならないように、

第三者に作品を見てもらうのも重要な事である

 

ただし、正当な評価をしてもらう仲間でないと見せても

意味が無い場合もある

 

あと、著作権の事について

きちんと把握し、納得して応募した方が良い

いろいろな形態があるので

応募しただけで、作品を一切使えなくなる公募もある

それは、将来作家を目指している人には、マイナスな公募かもしれない

 

このコーナーでも著作権を書いてる場所があるので

参考にして頂きたい

 

これは、絵本塾に創作研究コースがある理由でもある

自作を高めるコースとして成立している文言である

 

               ab-絵本創作塾 須田繁太

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